TOEICスコア約3ヶ月で400点アップした

はじめに

 高専生です。本記事は、この釣りっぽい自語のタイトルの通り、TOEICスコアを約3ヶ月で380→795にした際の勉強法などを記したものです。TOEICの入門者が初級者になるための参考になればいいなと思います。
 なお、TOEICの各パートごとの基本的な情報は知っているものと仮定し、本記事はこの記事(筑波の編入体験記)からの流れを汲んで書いてます。単独で読むと読みにくかったりするかもしれませんが、僕はオブジェクト指向が身に付いていないので汎化的なコードは書けません。ご了承ください。

 

 

TOEIC対策の方針

 まず、英語は語彙と文法だと断言できます。ここを怠ってのスコアアップは考えられません。ここに命を懸けましょう。
 金フレ全暗記、Part5,6を安定して7~8割程度がないと、730以上の基盤とは言えないと思います。まずは徹底的にここから磨きましょう。ここが一番苦しいですが、ここを終えると後は好循環のループに入るので、やればやるだけ点数が伸びて楽しくなってくると思います。頑張りましょう。

 

TOEIC勉強の流れ

 TOEICは、編入に使うからと意識していたからではなく、「なんとなく英語やるかぁ」がきっかけです。4年の8, 9月は夏休みで、教習所行ってたんですが、9月から同時並行して金フレ始めました。以下におよそのスケジュールと使った本とか示します。

・9月:

 金フレを100単語/日で復習含め1000単語を約2週間で覚えます。1000単語ってのは、途中のコラムとかの100単語入ってるんで、最後の990レベルは覚えてません。無理でした。そこは10月に覚えてます。9月後半は、金フレを忘れないように復習と、1駅1題 新TOEIC(R) TEST 文法 特急をやってました。

・10月:

 TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリルでディクテーションと、1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急をやりました。相変わらず、金フレの復習も欠かさずやってました。リスニング絶望マンだったので、ディクテーションは聞こえるようになるまで何回もやるための口実というか建前みたいなもんです。
 読解特急は、2週くらいしてると思いますが、すぐ終わると思います。10月後半は、公式問題集やり始めました。10月前半までのを真面目にやったので、予想スコアはこの時点で600前後は出てたと思います。10月の途中からスタプラをポチポチ始めましたが、時間にして45時間くらいです。最も伸びた時期だと思います。

・11月:

 単語復習とひたすら公式問題集です。最終的に、当時出ていたL&Rの2,3,4と1の半分で計7回分はやりました。初見はちゃんと時間見て解きますが、採点後は、理解に努めて何回も読み聞きします。定期試験と文化祭と修学旅行のせいで、15時間くらいです。リーディングが伸びました。

・12月:

 12/15の本番までひたすら公式問題集です。12月に入ってから、Part3,4の先読み能力が圧倒的成長()を果たし、予想スコアも700台に乗り始めました。定期試験の後半が被ってたので、2週間で25時間くらいです。

・本番:

 本試験は初めてでしたが、800台の友人が「本番では覚醒するから大丈夫だよ。」と教えてくれて、ちゃんと集中出来ました。リスニングは簡単に聞こえました。リーディングは、最後の2問だけ塗り絵ですが、あとは読むことはできました。
 結果としては、L:420, R:375の計795でした。初本試験にしては取れすぎていて自分でも700行くかギリギリだと思っていたのでビックリしました。

 

TOEIC対策として思うこと

 TOEIC勉強を通して、英語への抵抗感がなくなったことは大きいと思います。ただ、本番で解いていても思いましたが、明らかに情報処理能力試験も兼ねていると思います。自分は、テクニック(斜め読みや文字列照合など)でスコアを伸ばすことに異議を感じていたので、英文は全部読む派なのですが(というか読まないと結局解けない・頭打ちになると思う)、読んだ事項を頭にとどめて置いたり、予め読んだ設問から聞かれる情報を推測することなどは、英語以外の頭の回転・TOEICへの慣れに相当します。この辺は、意識せずとも公式問題集を繰り返して自然と身に付いてました。

 この経験からも、巷で言われている金フレと公式問題集だけやればいいというのはある程度事実だと思います。ただ、800以上のスコアとなると、普段からもっと英文に触れるなどが必要かなと思います。そのため、短期間スコアアップの限界値だったと自負しています。

 また、意識したことですが、「英語は返り読みせずに前から意味を取れるように読むこと」、それと、それに伴う「速読能力を磨くこと」、です。これを意識すれば、Part7の完読と、速読力によるPart3, 4の先読み能力が身に付くと思います。Part3, 4は明らかに先読みゲーです。これは、テクニック云々を意識しなくとも、勝手にこの結論に至ると思います。Part7読めるようにすれば、高地トレーニング的にPart3, 4の先読み精度が上がってスコア上がっていくと思います。

 以上が自分が実践してきたTOEICの勉強です。少しでも役に立てればと思います。なお、詳細な時間は自分のスタプラの10月~12月15日までを漁ってください。